フリーランスにSEOコンサルティングを依頼する際の注意点やメリット・デメリットを解説

SEOコンサルティングを依頼するとなると、大手か地元企業かそれともフリーランスか、様々な選択肢があると思います。

本記事では、フリーランスにSEOコンサルティングを依頼した場合のメリット・デメリットと、気をつけるべきポイントなどを徹底解説します。

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目次

SEOコンサルティングを依頼する際に気を付けるポイント

SEOコンサルティングを行なっている企業はかなり多いです。そのため、どのコンサル会社に依頼すればいいか分からず、お困りの方も多いかと思います。

コンサル会社を適当に選んでしまうと、思っていたよりも成果が出なかったり、満足のいくコンサルティングが受けられなかったりと最悪の場合、多額のコンサル費用を無駄にしてしまうリスクがあります。

そんなリスクを回避するためには、以下のポイントがとても重要です。

対応可能領域

引用:SEO・LLMO対策ガイドライン

SEO対策は、「内部施策」「外部施策」「EEAT施策」「コンテンツ施策」の4つの施策がありますが、この全てを行えるコンサル会社は少ないです。

また、コンサルティングのみでサイトへの実装やコンテンツ制作までを行なってくれないコンサル会社も多いため、もし自社にSEO対策の知見がない場合は、この4つの施策全てに対応し、サイトへの実装やコンテンツ制作までを行なってくれるコンサル会社を選ぶことが重要です。

実績・得意領域

実際にそのコンサル会社がどのような実績を出しているのか、そして得意な領域や業界を調べることも重要です。

特に、YMYL領域(ユーザーの健康、安全、財産、幸福に重大な影響を及ぼす可能性のあるコンテンツのジャンル)のSEO対策では、専門家の監修が必要になってきますので、依頼するコンサル会社が自社の業界やジャンルに長けていることが大前提となります。

費用が安い=サービス内容が手薄くなる傾向

コンサル費用は、対策するサイトの規模やコンサルタントの実績、サービス内容などによって月額10万円〜100万円以上と大きく異なってきます。当たり前ではありますが、基本的にはコンサル費用が安けば安いほど、サービス内容が手薄くなる傾向にあります。

そのため、相見積もりは大切かもしれませんがコンサル費用のみでサービスの良し悪しを判断することは非常に難しいです。ただし、特定の施策だけを依頼する場合は、月額5万円ほどから依頼できるスポットコンサルがオススメです。

コンサル費用で判断するのではなく、その費用で何をしてくれるのかを調べたり聞いたりすることが大切です。

SEOコンサルをフリーランスに依頼するメリット

フリーランスのコンサルタントに依頼することには、多くの魅力があります。コスト面、対応の柔軟性、そして専門性の高さなど、大手企業にはない独自の強みを見ていきましょう。

コストパフォーマンスの高さ

フリーランスに依頼する最大のメリットの一つは、料金の安さです。大手SEOコンサルティング会社に依頼する場合、人件費やオフィスの維持費、営業コストなど、さまざまな間接費用が上乗せされます。そのため、月額数十万円〜数百万円といった高額な費用がかかることも珍しくありません。

一方、フリーランスの場合、そうした経費がほとんどかかりません。依頼料は、コンサルタントのスキルや実績、依頼内容によって異なりますが、比較的安価に、かつ柔軟な料金体系で契約できることが多いです。これは、特に予算に限りがあるスタートアップや中小企業、個人事業主にとって大きな魅力となります。

さらに、スポットでの依頼がしやすいのも特徴です。例えば、「サイトの技術的な問題だけ見てほしい」「特定のキーワードで記事コンテンツを監修してほしい」といった部分的な依頼にも対応してくれることが多く、必要な時に必要な分だけ依頼することで、無駄なコストを抑えることができます。

スピーディーな対応と柔軟性

大手企業では、契約やプロジェクトの進行に際して、多くの社内承認プロセスを経る必要があります。担当者と打ち合わせをしても、上司の承認待ちでなかなか作業が進まない、というケースも少なくありません。

しかし、フリーランスのコンサルタントは、個人で全ての業務を完結させます。そのため、意思決定が迅速で、緊急性の高い課題にも柔軟かつスピーディーに対応してくれます。例えば、Googleのアルゴリズムアップデートで急激に順位が下落した際など、迅速な対応が求められる場面で、その真価を発揮します。

また、依頼内容の変更や追加の相談にも柔軟に対応してくれることが多いため、ビジネスの状況に合わせて臨機応変に戦略を調整していくことができます。

専門性とスキルの高さ

フリーランスとして独立しているSEOコンサルタントの多くは、特定の分野に特化した高い専門性を持っています。例えば、「ECサイトのテクニカルSEOに強い」「BtoBビジネスのコンテンツSEOが得意」「医療・ヘルスケア分野の知見が深い」など、特定の業界や課題に特化している専門家を見つけやすいです。

また、常に最新のSEOトレンドやアルゴリズム情報をキャッチアップしており、最新の知識と豊富な経験に基づいた質の高いコンサルティングを受けることができます。個人のポートフォリオや実績を細かく確認できるため、自社の課題に最も適した専門家をピンポイントで見つけ出すことが可能です。

直接的なコミュニケーション

大手企業に依頼した場合、窓口となる営業担当者と、実際に作業を行う担当者が異なる場合があります。その結果、情報の伝達ミスや認識の齟齬が生まれることも少なくありません。

フリーランスの場合、担当者と直接コミュニケーションをとることができます。これにより、自社のビジネスの深い部分まで理解してもらいやすく、より的確なアドバイスを得られます。疑問点や相談したいことがあれば、いつでも気軽に連絡できるため、密な連携が可能です。担当者が変わるリスクもないため、長期的な視点で信頼関係を築きやすいのも大きな利点です。

SEOコンサルをフリーランスに依頼するデメリット

フリーランスに依頼することは魅力的ですが、一方で注意すべきリスクも存在します。これらのデメリットを事前に理解しておくことで、トラブルを未然に防ぎ、スムーズな協業を実現できます。

サービスの安定性に欠ける可能性

フリーランスは個人で業務を請け負うため、個人の体調やスケジュールの影響を直接的に受けます。病気や予期せぬ事故などで連絡が途絶えてしまうと、プロジェクトが停止してしまうリスクがあります。また、複数のクライアントを抱えているため、繁忙期には対応が遅れる可能性も否定できません。

大手コンサルティング会社であれば、チーム体制で業務にあたることが多く、担当者が不在でも別のメンバーが引き継ぐなどのバックアップ体制が整っています。この安定性がないことは、長期的なプロジェクトを依頼する上で、一つの懸念点となります。

信頼性の見極めが難しい

フリーランスは実績や経歴がオープンになっている一方で、その信憑性を自分で見極める必要があります。中には、実績を誇張したり、効果のない手法を提案する悪質なコンサルタントも存在します。料金が安すぎる、あるいは逆に高すぎるなど、相場から大きく外れている場合は注意が必要です。

依頼する前には、過去の実績やクライアントからの評判、SNSでの発信内容などを細かくチェックし、信頼できる人物かどうかを慎重に判断することが不可欠です。

提供できるサービスの範囲

フリーランスの場合、大手コンサルティング会社が提供できるような、大規模なプロジェクトや専門的なツールの利用に限界がある場合があります。例えば、競合サイトの膨大なデータ分析、専門的な市場調査、大規模なコンテンツ制作チームの編成などは、個人では対応が難しいことが多いです。

また、ウェブサイトのデザイン修正やシステム開発など、SEO以外の業務を依頼したい場合でも、フリーランスのコンサルタントが対応できる範囲は限られます。SEOのコンサルティングが完了した後、他の分野の専門家を自分で探す手間が発生することもあります。

情報漏洩リスク

ウェブサイトのアクセスデータや売上情報など、ビジネスの機密情報をフリーランスの個人と共有することになります。このため、情報漏洩のリスクはゼロではありません。もちろん、多くのフリーランスはプロ意識を持って業務にあたりますが、万が一の事態に備え、NDA(秘密保持契約)を必ず締結することが重要です。契約書にセキュリティに関する条項を盛り込むなど、依頼側でもリスクヘッジを行う必要があります。

失敗しないためのフリーランスSEOコンサルタント選びの注意点

メリット・デメリットを理解した上で、いざ依頼するとなると、どのような点に注意すればよいのでしょうか。ここでは、失敗しないための具体的なチェックポイントを解説します。

依頼目的とゴールを明確にする

まず、最も重要なのは、「なぜSEOコンサルティングが必要なのか?」という目的を明確にすることです。

  • 「検索順位を上げたい」
  • 「オーガニック検索からのアクセス数を増やしたい」
  • 「最終的な売上を伸ばしたい」

など、漠然とした目標ではなく、**KGI(重要目標達成指標)KPI(重要業績評価指標)**を具体的に設定しましょう。例えば、「3ヶ月以内に特定のキーワードの検索順位を10位以内に上げる」「半年以内にオーガニック検索からのアクセス数を2倍にする」といったように、具体的な数値目標を設定することで、コンサルタントとの間でゴールの認識を共有でき、進捗の評価も容易になります。

実績と専門性を徹底的に確認する

依頼候補となるコンサルタントが見つかったら、以下の点を必ず確認しましょう。

過去の成功事例やポートフォリオ

具体的なサイト名や、どのような課題をどのように解決し、どのような成果を出したのかを詳細に聞きましょう。可能であれば、その成果を客観的なデータ(Google Analyticsのスクリーンショットなど)で示してもらうと信頼性が高まります。

得意なスキルセット

SEOには、テクニカルSEO(サイト構造や表示速度の改善)、コンテンツSEO(質の高い記事制作)、外部対策(被リンク獲得)など、様々な分野があります。自社の課題に合ったスキルを持つコンサルタントを選びましょう。

特定の業界での経験

自社の業界でのコンサルティング経験があるかを確認します。業界特有の専門知識や、競合の動向に詳しいコンサルタントであれば、より的確な提案が期待できます。

コミュニケーション能力と相性を見極める

SEOは専門性が高いため、コンサルタントが一方的に専門用語を並べるだけでは、依頼側は理解できず、効果的な協業は望めません。

丁寧なヒアリングを行ってくれるか

依頼側のビジネスモデルや課題を深く理解しようとする姿勢があるか。

難しい専門用語をわかりやすく説明してくれるか

初心者にも理解できるように、丁寧に噛み砕いて説明してくれるか。

定期的な進捗報告やミーティングの有無

進捗状況を共有し、共に課題を解決していく姿勢があるか。

これらは、初回の面談や問い合わせの段階で感じ取ることができます。コンサルタントを「外注先」ではなく、「ビジネスパートナー」として信頼し、長期的な関係を築けるかどうかの重要な判断基準となります。

料金体系と契約内容を理解する

契約前に、料金体系と契約内容をしっかり確認しましょう。

料金体系

月額固定制、成果報酬制、時間単価制、プロジェクト単位での一括払いなど、様々な料金体系があります。自社の予算や目的に合った形式を選びましょう。成果報酬制の場合は、どのような成果をもって報酬が発生するのかを明確に定義しておくことが重要です。

追加料金の有無

例えば、コンテンツ制作やツールの利用料などが追加で発生する可能性があるかを確認します。

契約期間と解約条件

最低契約期間や、解約を申し出る際の条件、違約金の有無などを明確にしておきましょう。

NDA(秘密保持契約)の締結

機密情報を扱う場合は、必ずNDAを締結しましょう。

フリーランスSEOコンサルタントとの効果的な協業方法

優秀なコンサルタントを見つけるだけでは成功は約束されません。依頼側が積極的に関わることで、コンサルティングの効果は最大化されます。

依頼側も積極的に関わる

コンサルタントに全てを丸投げするのではなく、自社のビジネスを最も理解しているのは自分たちだという意識を持ち、積極的に関わりましょう。

正確な情報共有

サイトの状況、これまでの施策、ビジネス上の課題などを正確にコンサルタントに共有しましょう。

共に考える姿勢

コンサルタントからの提案を鵜呑みにせず、その意図や効果を理解しようと努め、疑問があれば積極的に質問しましょう。

自社でできることを探す

コンサルタントが提案した施策のうち、自社でできることはないかを検討し、役割分担を明確にしましょう。これにより、コスト削減にもつながります。

明確な報告体制を構築する

プロジェクトの進捗を可視化し、定期的な報告体制を構築することで、両者の認識のズレを防ぎます。

定期的なミーティング

週次や月次で進捗報告会を実施し、課題や成果を共有しましょう。

データ共有

Google AnalyticsやGoogle Search Consoleなどのデータへのアクセス権を共有し、コンサルタントがいつでも最新の状況を確認できるようにします。

目標達成度の可視化

設定したKPIがどれだけ達成されているかを常に確認し、必要に応じて戦略を修正していきましょう。

長期的なパートナーシップを築く

SEOは短期的な施策で大きな成果が出るものではありません。長期的な視点で取り組み、継続的な改善を重ねていくことが重要です。単発の依頼ではなく、長期的なパートナーシップを築くことを目指しましょう。成功体験を共有し、信頼関係を深めることで、より強固な協力体制が構築され、ビジネスの成長を共に目指すことができます。

この記事の執筆者

木村 裕汰のアバター 木村 裕汰 Webディレクター

2004年生まれ。兵庫県出身。商業科高校で、ビジネスやマーケティングの基礎を学びつつ、複数のアフィリエイトサイトを運営することで実践的にWeb制作とSEOのスキルを身につける。大学進学を機に福岡県北九州市へ移住し、在学中にフリーランスとしてWeb制作の受託を開始。複数のWeb制作会社でWebディレクターとして多数のプロジェクト進行を経験し、2026年2月に株式会社イコールに入社。

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